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メッセージ集:2012年12月

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体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。

でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!

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2012年12月30日

「主を待ち望む日々」 マタイ24:36−51 金井辰雄師

主イエス様は、私たちの信仰の焦点をどこに置かなければならないかを教えられました。それは、終わりの時、主の再臨です。世の終わりは遠くないうちにやって来ます。その時のために私たちは、どのように備えれば良いのでしょうか。この世の終わりと、主の再臨にあるさばきを信じる人は、正しく敬虔に生きますが、それを信じない人は不義で放蕩した人生を生きます。ノアが箱舟に入ったのは、洪水が来るという神のことばを信じてその時のために備えたからです。また、イエス様は、再臨に備える人の忠実さと賢さ、逆に備えない人の悪さと怠慢さを比較して教えられました。忠実なしもべは、主人がいつ帰って来ても良いようにしっかりと働き、主人から祝福を頂きます。けれども悪いしもべは、主人は遅くなると思い込み、怠けるようになり、主人からさばかれます。 キリスト者は、キリストにある救いの完成を待ち望むことによって、人々に希望のありかを指し示すという大切な務めが委ねられているのです。
<聖書引用箇所> Tペテロ4:7(p457)

「だから、あなたがたも用心していなさい。なぜなら、人の子は、思いがけない時に来るのですから。」   マタイ24:44

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2012年12月23日

「私たちの王イエス・キリスト」 ミカ5:2、ルカ2:1−7 金井辰雄師

ミカは、救い主(メシヤ)がベツレヘムで生まれることを預言しました。ベツレヘムは、かつてイスラエルを治めた偉大な王ダビデが生まれたところです。ここで生まれるメシヤはダビデに約束された永遠の王国をなす王です。住民登録の勅令が皇帝アウグストから出ました。ヨセフとマリヤはこの命令に従い、先祖たちが暮らしていたベツレヘムに行くことになりました。神は、このように預言の場所に二人をお導きになったのです。救い主は、家畜小屋のようなところで生まれました。それは、罪の中でさ迷っている人を救うために、十字架で死ぬことを暗示していました。人間の罪の代価を支払うために、尊い神の御子を犠牲にされたのです。驚くべき神の愛です。神の子どもとされた者は、神から与えられる真の平安(平和)を通して、人と人との間に平和な関係を築いて行くのです。
<聖書引用箇所>Uサムエル7:4−17(p535)、マタイ1:21(p2)、ロ−マ5:1(p296)、マタイ5:9(p6)

「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」   ミカ5:2

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2012年12月16・23日

「飼い葉おけに現された神の愛」 ルカ2:8−20 金井つる師

救い主イエス・キリストの誕生の知らせは、野宿で夜番をしていた羊飼いたちに最初に知らされました。主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れました。神さまの思いがけない介入に、私たちは戸惑いを感じたり恐れを感じることがあります。しかし、そこには新しい出会いや、チャンスがあります。また同時に神さまのご計画が大きく前進する時でもあります。
1、喜びの知らせ。神さまが私たちを愛しておられるという喜びの知らせでした。また、それは全ての人のためのものであり、無条件に与えられる神からのプレゼントなのです。
2、飼葉おけに現された神の愛。愛はへりくだります。イエスさまは神ご自身であるのに立派な王宮や御殿ではなく、臭気漂う家畜小屋で生まれてくださいました。しかも人間の罪の身代わりとなって、十字架で死ぬためにこの世に来てくださったのです。愛は隔ての壁を取り除き、違いを乗り越えて全ての人を受け入れます。私たちも主の愛によって互いに愛し合いましょう。

「あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」   ルカ2:12

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2012年12月9・16日

「時がくれば実現する神のことば」 ルカ1:5−25 金井辰雄師

祭司ザカリヤと妻エリサベツは正しい人でしたが子どもがありませんでした。彼らにとって、それは大きな悲しみであったと思います。真実に神の前に正しく歩む者は、常にこの「しかし」ということを味わいます。神は、彼らが年をとってあきらめる状況に至るまで沈黙されていました。それでも真実に神に仕え続けるザカリヤの従順という横の線と、神の見えない御手という縦の線が、最善の時に出会います。ザカリヤが聖所にいた時、天使ガブリエルが現れて子どもが生まれると預言します。信じることが出来なかったザカリヤは、口を閉ざされてしまいました。 しかし、神の導きに対するエリサベツの反応は、ザカリヤとは対照的です。エリサベツは、「私の恥」を取り除こうと神が彼女を「心にかけられ」たと感謝します。たとえ今は見えなくても、感じることが出来なくても、神の摂理の御手は、試みの季節にも、変わりなく働かれることを覚えましょう。試みの冬にも、情熱の火で燃え上がる信仰と祈りさえあれば、喜びの春の日を迎えられるのです。

「ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、ものが言えず、話せなくなります。私のことばを信じなかったからです。 私のことばは、その時が来れば実現します。」   ルカ1:20

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2012年12月9日

「マリヤとエリサベツ」 ルカ1:26−56 岡部高明師

処女マリヤはダビデ王の家系で大工のヨセフと婚約中でした。御使いガブリエルから、マリヤがヨセフによらず聖霊によって身ごもり、いと高き方の子と呼ばれる男の子を産むこと、親類のエリサベツの妊娠がその証拠であると告げられました。高齢の祭司ザカリヤが神殿で奉仕中に、御使いから願いが叶えられて男の子が与えられると告げられたのに信じなかったために口がきけなくなったこと、また不妊の女といわれていた妻エリサベツが身ごもったことを知りました。マリヤが御使いの受胎告知を受け入れ、神に委ねる信仰に立つためにエリサベツの証しと交わりが用いられたのです。

「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」   ルカ1:45

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2012年12月2日

「メシヤの来臨の預言」 イザヤ7:14,9:1−7 金井辰雄師

今週からアドベントに入ります。アドベントには、特別な意味があります。それは、預言と成就という神がなされた歴史的事実を覚えるということです。今日は、イザヤが預言したメシヤの来臨について学びたいと思います。イザヤの活動した時代は、アッシリヤ帝国が地中海方面に進出を企てていました。アラム、北イスラエル、南ユダなどはその脅威をまともに受けることになりました。慌てふためく南ユダ王国アハズ王のもとに、主は、預言者イザヤを遣わして励まします。 アラムと北イスラエルの計画は実現しないと。その“しるし”としてひとりの男の子が処女から生まれ、インマヌエルと呼ばれると。この預言は、イエスにあって成就します。イザヤは、更に 喜びと繁栄のすべての約束が、ひとりのみどりごの誕生によって成就することを預言します。全世界の救いのために、王でも、強い将軍でもない、ひとりのみどりごを送られた主の計画はまさに驚く出来事です。ひとりのみどりごを通して、主の熱心により、この救いの計画が成し遂げられたのです。このような主をともに賛美しましょう。

「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。」    イザヤ9:6


◇過去の礼拝メッセージ要約

※2012年の礼拝メッセージ要約
 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月

※2011年の礼拝メッセージ要約
 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

※2010年の礼拝メッセージ要約
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※2009年の礼拝メッセージ要約
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※2008年の礼拝メッセージ要約
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※2003年の礼拝メッセージ要約
※2002年の礼拝メッセージ要約
※2001年の礼拝メッセージ要約


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