トップページメッセージ集 > 2008年11月

メッセージ集:2008年11月

☆

体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。

でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!

◇メッセージ集メインに戻る


2008年11月30日

「敬虔な人シメオン」 ルカ2:25−35 市川光男先生

クリスマスの4回前の日曜日からクリスマスの前日までを待降節:アドベントと呼びます。この意味は漢字の意味のとおりキリストの降誕を待ち望む季節です。また教会暦では待降節から新年が始まります。 今日は2008年の待降節第一主日です。そこで、神の約束を信じて、キリストの降誕を待ち望んでいた「シメオン」に焦点を当てて彼の信仰について学び、私たちはどのようにこの待降節を過ごしたら良いのかを考えてみましょう。

「すべての人を救う神の恵みが現れ、私たちに、不敬虔とこの世の欲とを捨て、この時代にあって、慎み深く、正しく、敬虔に生活し、祝福された望み、すなわち、大いなる神であり私たちの救い主であるキリスト・イエスの栄光ある現れを待ち望むようにと教えさとしたからです。」テトス2:11-13

「そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルの慰められることを待ち望んでいた。聖霊が彼の上にとどまっておられた。」 ルカ2:25

* * *

2008年11月30日

「贖われた者のあり方」 Tペテロ1:1−21 岡部高明先生

最近の世界は大規模な金融システムの崩壊に伴う経済不況と格差社会、民族的対立などによって様々な混乱と不安に満ちています。私たちは復活されたイエス・キリストを信じることによって生ける望み(天の資産を相続するまで神に保護される)を持つ者とされました。信仰の試練に会うときも、心を引き締め、身を慎んで、再臨の主によってもたらされる恵みを待ち望みましょう。神に従順で、聖い生活、敬虔な生活こそキリストの尊い血によって贖われた者にふさわしいあり方です。

「ですから、あなたがたは、心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストの現れのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。従順な子どもとなり、以前あなたがたが無知であったときのさまざまな欲望に従わず、あなたがたを召してくださった聖なる方にならって、あなたがた自身も、あらゆる行いにおいて聖なるものとされなさい。」Tペテロ1:13-15

* * *

2008年11月23日

「隣人となる」 ルカ10:25−37 金井辰雄先生

「では、私の隣人とはだれのことですか。」V=30 という律法学者の質問に対して、イエス様は「よきサマリヤ人」のたとえを通して、隣人が誰であるかではなく、隣人とは自らが作り出すものであり、愛と犠牲を払うことによって、隣人になるべきなのだと教えられました。隣人の中には、敵も含まれます。敵対関係にあったユダヤ人とサマリヤ人が、愛によって隣人になりました。しかし、このような愛は、生来の人間はほとんど持っていません。キリストの無条件の愛を受け、その愛に応答することによって、健全な自己愛を持ち、やがて見返りのない愛を隣人に注ぐことが可能になるのです。

「『この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。』 彼は言った。『その人にあわれみをかけてやった人です。』するとイエスは言われた。『あなたも行って同じようにしなさい。』」  ルカ10:36,37

* * *

2008年11月16日

「神のなさること」 創世記40:1−23 金井つる先生

ヨセフは、父親の自分に対する偏った愛が原因で、兄たちに憎まれエジプトに売られてしまいました。そこで主の恵みによって生き生きと活躍するのですが、無実なのに牢に入れられてしまいます。しかし、不思議にも主の導き、ご配慮がありました。1、神のご計画。 ヨセフは、獄中でエジプトの政治、外交、地理など多くを学びました。また、難しい人間関係を治めるという訓練を受けました。2、神のなさること。 人間がどんなに知恵を積み上げ、努力を重ねても測り知ることの出来ない領域があります。神の領域に心を開くことを学びました。3、神の時。 聖書は、すべてのことに時があると教えています。しかし、しばしばその神の時と私たちの願っている時が一致しません。そこに霊的戦いを覚えます。神の時を信じて待つことの訓練を受けました。 私たちをも愛し、配慮の内に導いてくださる主を信じて歩んで行きましょう。

「ヨセフは彼らに言った。『それを解き明かすことは、神のなさることではありませんか。さあ、それを私に話してください。』」   創世記40:8

* * *

2008年11月9日

「獄中で夢を解く」 創世記39章1−6 金井辰雄先生

しばしば私たちは、自分の置かれた状況に苦しみ、何とか逃げ出したいと思います。そのようなときに、それが神から出たものとして受け止めて積極的に神の訓練にあずかろうとするのは、決してたやすいことではありません。しかし、主のしもべが学ばなくてはならないのは、その重荷を主にゆだね、主の解決を待ち望むことです。一瞬一瞬を主のみことばに支えられながら、主の御旨を生きることを学ばなくてはならないのです。ヨセフの生涯に起こった誘惑と誤解、そして投獄の悲劇から、ヨセフがどのようにこの時を過ごし、また、神がどのように導かれたのかを見てまいりましょう。

「主がヨセフとともにおられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。」 創世記39:3

* * *

2008年11月9日

「信仰の試練」 Tペテロ1:1-7 岡部高明先生

最近の経済不況が世界的な広がりをみせている中で、アメリカをはじめ日本でも大きな変化の時を迎えようとしています。パウロは「終りの日には困難な時代がやってくることをよく承知していなさい。」(テモテU 3:1)と教え、ペテロも「燃えさかる火の試練を何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく」(ペテロT 4:12)と警告しています。苦難に対して堅く立つために、苦難の先にあるもの、苦難の中での保護、苦難が生み出す益について聖書的な理解を深め、みことばと聖霊によって信仰の確信を堅く保ちましょう。

「そういうわけで、あなたがたは大いに喜んでいます。いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、あなたがたの信仰の試練は、火で精錬されつつなお朽ちて行く金よりも尊く、イエス・キリストの現れのときに称賛と光栄と栄誉になることがわかります。」 Tペテロ1:6,7

* * *

2008年11月2日

「逆境さえ喜び福音を伝える教会」 使徒5:12−42 金井辰雄先生

五旬節の日に誕生した教会は、その後何もなく成長・発展してきたわけではありませんでした。既に4章で学んだように、外側から、つまり政治的な力により教会をなきものにしようとする力が加えられ、また5章に於いては教会の内側から、これを破壊しようとする恐ろしいサタンの挑戦がありました。しかし、そのような中にも「主を信じる者は男も女もますますふえていった。」 V=14とあります。 また、そのことによって使徒達は、逮捕され、鞭打たれ、福音宣教を禁じられます。しかし、初代教会のクリスチャンは、主のみことばに従順であるばかりではなく、「御名のための」辱めと喜んだのです。どのような試練や迫害の中でも、患難さえ恐れず、証しすべき福音とその力が初代教会にはありました。

「そこで、使徒たちは、御名のためにはずかしめられるに値する者とされたことを喜びながら、議会から出て行った。」   使徒5:41


◇過去の礼拝メッセージ要約

※2008年度の礼拝メッセージ要約
 5月  6月  7月  8月  9月  10月

※2003年の礼拝メッセージ要約
※2002年の礼拝メッセージ要約
※2001年の礼拝メッセージ要約


◇メッセージ集メインに戻る

◇トップページに戻る