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メッセージ集:2010年8月

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体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。

でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!

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2010年8月29日

「遠回りの道」 出エジプト記13:17−14:4 高木寛先生

神は時々信仰者達を遠回りの道に導かれます。その道とは如何なる道でしょうか。
 第一に、神の御心とは一体なんであるのか。と問わざるを得ない道であります。同時に、私達が神から問われる道なのです。歩むべき方法や手段を求める以前の、もっと根源的な問いを問われる道なのです。
 第二に、私たちが主をより深く知るための道でした。知ることが信じることにつながり、生きることに結果しなければならない道でもあります。従って、それは早急に結論が出るような道でなく、信仰の忍耐がためされる道でもあるのです。
 第三に、私たちが全く思い浮かべることのできない、想像することのできない、全く新しい道なのです。しかし、その道は、同時に現実の海で見えなくなっているだけで、既に神の側では備えられている道です。脱出の道は備えられているのです。
 第四に、信仰によってのみ歩くことの出来る道でした。恐れと不安を信仰によって振り払わなければ歩けない道なのです。
 主は時々私たちを遠回りの道に導きます。でも、道は備えられているのです。信仰によってのみ前進できる道なのです。ですから、主に信頼し、勇気をもって、後ろのものを忘れて前進しましょう。

「ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、何と知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。」 ロ−マ11:33

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2010年8月22日

「良い生き方によって証しする」 ヤコブ3:1−18 金井つる先生

ヤコブはこれまでにも数回、ことばについて注意をしてきました。実際多くの事柄は、ことばを通してなされ、ことばは大きな実践の道具でもあります。
T.ことばの持つ力の大きさ
 私たちは、ちょっとしたことばによって平和を失い、大切な関係を失ってしまうことがあります。それとは反対に、小さな思いやりのあることばが人を生かし、育てていくこともあります。ことばの大きさを知り、正しく用いていきましょう。
U.良い生き方によって証する
ヤコブは神様ご自身から与えられる知恵と肉の知恵を比較しながら、良い生き方によって証するように勧めています。誰からも評価されなくても、今すぐ結果を見ることができなくても、時がくれば実ります。喜んでイエス様を伝え、良い行いに励むことで、私たちは豊かにされていきます。日々、主の恵みによって良い業に励ませて頂きましょう。

「あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。その人は、その知恵にふさわしい柔和な行いを、良い生き方によって示しなさい。」  ヤコブ3:13

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2010年8月15日

「ベテルに帰りなさい」 創世記35:1−15 金井辰雄先生

信仰者の使命を忘れ、神から離れ、大きな挫折を経験したヤコブが、どのようにして再び信仰を回復し、使命を確認して祝福を得ていったのかを学びたいと思います。 34章に於いて、ヤコブの娘ディナが異教の土地の娘を訪ね、シェケムから辱めを受けました。このことを知ったヤコブの息子たちは、過酷な報復に出ました。その結果、一族の存亡の瀬戸際に立たされてしまいました。そのようなときに、神がヤコブに現れ、「立って、ベテルに上りなさい。」と言われたのです。ベテルとは、かつてヤコブが家出して、不安と孤独の中で夜を過ごしているとき、神様にお会いしたところ。いわゆる“信仰の原点”です。 神様は、具体的な問題の解決ではなく、壊れた礼拝、壊れた祈りの祭壇を回復することを願われたのです。つまり、信仰の回復です。ヤコブが一族から偶像を取り除き、心から悔い改めて祈ると、神様が周囲の諸民族に一種の恐怖を与えられたので、ヤコブの家族を襲撃する者はありませんでした。それだけでなく再び祝福の約束も得たのです。

「神はヤコブに仰せられた。『立ってベテルに上り、そこに住みなさい。そしてそこに、あなたが兄エサウからのがれていたとき、あなたに現れた神のために祭壇を築きなさい。』」  創世記35:1

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2010年8月15日

「何も心配しないで」 マタイ6:25−34 金井つる先生

私たちにとって経済生活の問題は、とても身近でしかも重要です。イエス様は、富を地上に蓄えるのはやめなさい、と言われました。私たちは富に対してどのように考え、どのような態度を取るべきなのでしょうか。
T.神様は私たちの必要を知っておられ養ってくださる。
 神様は、決して物質的な必要を軽視したり、無視したりなさいません。責任をもって養ってくださいます。
U.心配しても問題は解決しない。
 イエス様は、心配することを戒められました。何故なら心配は私たちを捕らえ、自由を奪い、私たちをがんじがらめにしてしまうからです。
V.神の国とその義を第一に求めなさい。
 祝福はここから始まります。心配や不安に対する処方箋は、何にもまさってまず第一に神の国とその義を求めることです。

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」 マタイ6:33

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2010年8月8日

「ヨ−ロッパへの伝道」 使徒16:16−34 金井辰雄先生

パウロとバルナバは、二回目の伝道旅行に出発しました。伝道旅行を続けるパウロたちは、聖霊に導かれて、最初に自分たちが計画していたのとは違う町に行くことになりました。トロアスという町に来たとき、ある夜、パウロは幻を見ました。マケドニヤ人がパウロの前に立って「どうか私たちを助けてください。」と叫んでいました。それで、すぐにマケドニヤに出発したのです。こうして、福音がヨ−ロッパまで伝えられることになりました。マケドニヤのピリピでルデヤとその家族がイエス様を信じて救われました。また、占いの霊につかれていた女奴隷を悪霊から解放したため、二人は投獄されますが、ここでも牢屋の番人と家族がイエス様を信じて救われたのです。どんな時でも、どんな場所でも、神様は、ご自身を信頼する者を守り、導いてくださるのです。

「ふたりは、『主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。』」 使徒16:31

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2010年8月8日

「にせ教師には注意を」 Uペテロ2:1−3 岡部高明先生

主イエスは「にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。」(マタイ7:15)と警告されました。ペテロもにせ教師の出現に注意するよう勧告しています。にせ教師たちは人々の関心や期待に添う「作り事のことば」を用いて入り込み、御霊に反する肉の行いに引き込みます。彼らとの交わりから生まれた人々の贖い主を否定する生き方によって、真理の道が侮辱されるように仕掛けてくるのです。にせ教師の動機は貪欲です。彼らの食い物にされないように注意しましょう。

「しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。」  Uペテロ2:1

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2010年8月1日

「恐れないで語り続けなさい」 使徒18:1−11 金井辰雄先生

パウロは、アテネからコリントへ行きました。そして、アクラとプリスキラの家にとどまります。シラスとテモテと合流したパウロは、積極的に福音を伝えますが、ユダヤ人の迫害にあいます。神が幻の中でパウロに、恐れないで大胆に福音を語るようにと、具体的に2つの約束をもって励まされました。一つは、神の臨在と保護の約束です。私たちクリスチャンにとって、最も大きな励ましと力は何でしょうか。それは、神が共にいてくださり、守り、導いてくださるという確かな約束ではないでしょうか。パウロは、自己啓発をして自分の力で恐れを乗り越えたのではなく、みことばによって乗り越えました。二つ目は、備えられた神の民がたくさんいると約束してくださいました。伝道というと、自分で人を救いに導かなければならないとしたなら、私たちは自分の無力さに途方に暮れなければなりません。しかし、すでに神に備えられている神の民を見つけることだと知れば、気負いから解放され、励ましと慰めを得ることが出来るのではないでしょうか。歴史を支配される神は、キリストの証人として生きようとする者に、行き届いた配慮をしてくださる真実な方なのです。

「ある夜、主は幻によってパウロに、『恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。 わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。』と言われた。」 使徒18:9,10


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