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メッセージ集:2011年12月

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体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。

でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!

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2011年12月25日

「博士たちの礼拝」 マタイ2:1−12 金井辰雄先生

イエスが誕生した頃、東方の博士たちが不思議な星に導かれユダヤのエルサレムにやって来ました。それは、ユダヤの国で世界を治めるような偉大な王子(メシヤ)を礼拝するためでした。しかし、エルサレムの町でもヘロデの宮殿でも祝い事が起こった様子はどこにもありませんでした。そこで、ヘロデが聖書学者に調べさせると、救い主はベツレヘムで生まれることが分かりました。 彼らは、救い主がどこで生まれるか知っていましたが拝みには行きませんでした。ヘロデ王を恐れたからです。また、今の安定した生活が乱されることに不安を覚えたからです。 博士たちは、 ベツレヘムへ行く途中再び星に導かれ、イエス様のおられる所にたどり着きました。そして、この幼子にひれ伏して拝み、最高の宝物をささげたのです。彼らの来訪は、イエスに仕える人々の模範です。あなたの信仰は、主を求める思いで満ちているでしょうか。感動をもって礼拝をささげているでしょうか。 また、神を礼拝しに行く時、どのような心で贈り物を用意しているでしょうか。
<聖書引用箇所>民数記24:17(P277)、マタイ8:10(P13)

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」  ヨハネ3:16

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2011年12月18日

「おことばどおりになりますように」 ルカ1章26節〜38節 金井つる先生

世界中でお祝いされているクリスマス、その救い主の誕生の知らせをマリヤはどのように受け止めたのでしょうか。
1、受胎告知、それは天使ガブリエルによってもたらされました。@「おめでとう。恵まれた方。」祝福のことばをもって語りかけられます。A「こわがることはない。」神さまの祝福を期待しながら、一方で恐れや不安を感じてしまう私たちです。そんな弱さもご存知で「こわがることはない。」と主は語ってくださいます。B「ご覧なさい。」もう一歩踏み出せない時、「ご覧なさい。○○さんも同じです。」と先に同じ恵みにあずかっている人を示して励ましてくださいます。
2、マリヤの応答から学びたいと思います。@みこころに従いたいという純粋な信仰。神様に喜ばれる信仰でした。A自分の都合ではなく神の最善。自分の都合より神の最善に信頼しました。B神さまのご計画。神さまはあなたの人生に素晴らしい計画をもっておられます。信じてお従いしましょう。
<聖書引用箇所>エレミヤ29:11(P1296)

「マリヤは言った。『ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。』こうして御使いは彼女から去って行った。」  ルカ1:38

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2011年12月11日

「ヨセフへのお告げ」 マタイ1:18−25 金井辰雄先生

神が人類に救い主を与えてくださる約束は、預言者イザヤやミカを通して明らかに示しておられます。神の時が満ちた時、いよいよ預言の成就に向けて事が動きます。結婚を楽しみに暮らしていたごく普通のカップルが、想像を絶する神の選びの器として突然歴史の表舞台に登場してきます。婚約者のマリヤの懐妊を知ったヨセフは、悩み苦しみます。不貞行為があるならば姦淫罪に問われたからです。ヨセフが密かに婚約を解消しようと思いめぐらしていると、主の使いが夢に現れて「恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」と告げられます。眠りから覚めたヨセフは、主の使いに命じられた通り、その妻を迎え入れたのです。ヨセフがマリヤを妻として迎えるということは、世間の悪評と危険をいとわず神に従うということです。そのことの故に神の不思議な物語のペ−ジが作られて行ったのです。私たちも、たとえ私たちを恥や危険にさらすものであったとしても、神に従わなければならないのです。
<聖書引用箇所>申命記22:13−21(P342)、ヨハネ8:1−11(P191)

「マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」 マタイ1:21

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2011年12月11日

「悪い農夫のたとえ」 マタイ21:33-46 岡部高明先生

良く整えられたぶどう園を借りていた農夫たちが、収穫の分け前を得るために貸し手である主人から派遣されたしもべ達を次々に虐待し、殺害し、最後にはその息子まで殺して仕舞うという悪い農夫のたとえは、具体的で歴史的な意味をこめた説話です。「ぶどう園の主人」はまことの神を、「ぶどう園」は直接的にはイスラエル民族を、「農夫達」はイスラエルの宗教指導者達を、派遣された「しもべたち」は聖書に記されている多くの預言者達を、主人の「息子」は最後的な語りかけとして派遣された神の独り子・主イエス・キリストを指しています。主は十字架での犠牲としての死を経て復活して、建物(教会)の重要な礎の石、神に敵対するものをさばく石となられたのです。

「神は、むかし父祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、また、いろいろな方法で語られましたが、この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。神は、御子を万物の相続者とし、また御子によって世界を造られました。御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。また、罪のきよめを成し遂げて、すぐれて高い所の大能者の右の座に着かれました。」  ヘブル人への手紙 1:1-3

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2011年12月4日

約束の「ひとりのみどりご」 イザヤ9:1−7 金井辰雄先生

神がやみの中で希望を失って歩む者たちに、非常に大きな喜びを与えてくださいます。神が与えてくださる歓喜とは、刈り入れ時や、勝利の後に分捕り物を分けるときに楽しむ、そういう喜びです。 喜びの第一の内容は、解放です。神がギデオンを通して敵であるミデヤン人からの暴力と屈辱の苦しみから解放されたときのように、イスラエルが解放の喜びを味わう日です。 喜びの第二の内容は、戦争の廃止です。戦争は、人々が努力して作り上げたすべてのものを一瞬のうちに奪い、修復不可能な被害を与えます。イザヤはすでに2:4で戦争のない世界、武器が農機具に変わる終末論的平和の時代の到来を預言しています。喜びの第三の内容は、ひとりのみどりごの誕生です。広大な統治権が未来の統治者に約束されます。彼は、ダビデの王座に着き、さばきと正義によってとこしえまでも治めます。既存の王たちとは質的に異なった新しい統治者の下で、人々は平和と救いを経験するのです。ベツレヘムでお生まれになったイエス様こそ、すべての人の救いのために生まれてくださった、神の約束の「ひとりのみどりご」なのです。そして、イエス様こそ苦しみと闇の中にあるこの世界に光と喜びを回復してくださるのです。
<聖書引用箇所>  ヨハネ14:27(P211)、 ミカ5:2(P1523)、 ルカ2:4(P109)、 ヨハネ1:9(P172)

「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」  イザヤ9:6


◇過去の礼拝メッセージ要約

※2011年の礼拝メッセージ要約
 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月

※2010年の礼拝メッセージ要約
 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

※2009年の礼拝メッセージ要約
 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

※2008年の礼拝メッセージ要約
 4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

※2003年の礼拝メッセージ要約
※2002年の礼拝メッセージ要約
※2001年の礼拝メッセージ要約


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