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メッセージ集:2009年11月

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体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。

でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!

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2009年11月29日

「新しい契約」 ヘブル8:6〜13,ルカ22:20 市川光男先生

聖書は、世界のベストセラーです。ところで、聖書の旧約・新約の“約”って何を意味しているか知っていますか? それは、創造者である神と人間との契約の「約」を意味しています。旧約聖書の中心は、神がモーセを通してイスラエルの民と結ばれた旧い契約です。新約聖書は、神がイエス・キリストを通して全人類と結ばれた新しい契約です。それぞれの契約の特徴を見てゆきましょう。
■旧約 (出エジプト記19章1-8節)
 この契約は十戒に代表される神の定めをイスラエル人が守るなら、彼らは聖なる国民となり、神の祝福を他の国々にもたらす祭司の王国となるというイスラエル人の従順を祝福の条件とする双務契約でした。
■新約 ( ルカ22章20-22節)
 ・新しい契約は、キリストの贖罪の死を通じて成就した契約です。(ロマ3:23,24)
 ・神の愛と慈しみによってもたらされた契約でした。(ヨハネ3:16,17)
 ・罪の赦しを土台にしています。 (ヘブル8:12)
■新しい契約に入るために人がなすべきことは何でしょうか。
 罪を悔い改めて福音を信じること。私の罪を赦す為に罪の無い神の子イエス.キリストが私に代わって刑罰を受けてくださったことを信じること。

「食事の後、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。」ルカ22:20

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2009年11月29日

「驚き怪しむことなく」 Tペテロ4:12−19 岡部高明先生

使徒ペテロは「燃えさかる火の試練」を珍しいこと、予想外のことが起こったと考えないように警告し、キリストの御名と神の御旨に従う結果として受ける試練に対する心構えを示し、自ら殉教者としての道を全うしました。平穏な信仰生活になれていると信仰の試練を避ける傾向に陥りやすいものです。信仰の試練を通して、キリストの苦難と栄光にあずかり、内住の聖霊の助けと、真実であられる創造者に自らを任せられる安らぎを確認することが出来ます。信仰の試練の中にある方々と祈りと希望を分かち合いましょう。

「愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。もしキリストの名のために非難を受けるなら、あなたがたは幸いです。なぜなら、栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。」 Tペテロ4:12-14

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2009年11月22日

「新しくなる」 Uコリント5:14−21 村上宣道先生

(該当の聖句のみ掲載いたします)
14 というのは、キリストの愛が私たちを取り囲んでいるからです。私たちはこう考えました。ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのです。
15 また、キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。
16 ですから、私たちは今後、人間的な標準で人を知ろうとはしません。かつては人間的な標準でキリストを知っていたとしても、今はもうそのような知り方はしません。
17 だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
18 これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。
19 すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。
20 こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。
21 神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。

「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」  Uコリント5:17

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2009年11月22日

「人生の終わりの時に」 詩篇90:1−17 岡部ルツ子先生

ラジオを聴いていると「死ぬとき後悔する25のこと」という言葉が耳に入ってきました。ある終末期緩和ケアの仕事をされているお医者さんがゲストで、ご自分の経験されたことをまとめて最近出版された本の紹介をされていたのです。死が近づき後悔をすること、たとえば、行きたいと思ったところに行かなかったこと、また食べたいと思ったものを食べなかったこと、そして、人それぞれに違いますが、最後はほぼ全員が、愛する人々に「ありがとう」が言えなかったことというような話で、あとはぜひ本を買って読んでくださいというものでした。調べてもらうと、緩和医療医・大津秀一著「死ぬときに後悔すること25」(致知出版)という本で、早速取り寄せて読んでみました。

「私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。だれが御怒りの力を知っているでしょう。だれがあなたの激しい怒りを知っているでしょう。その恐れにふさわしく。それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。」  詩篇90:10−12

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2009年11月15日

「ピリポとナタナエルの真実」 ヨハネ1:43−51 金井つる先生

神様は、私たちが持っているわずかなものを用いて、ご自身の御業をなさろうとされます。ピリポが持っていたわずかなものとは、何だったのでしょうか? @小さな信仰。 立派な信仰でなくても、主は用いてくださり、十分だとしてくださいます。 A小さな従順。 小さい一歩でも、主は従う人を祝福してくださいます。 また、ナタナエルは真実な心でイエス様をお迎えしました。真実な人は、癒やされ、力強く生きて行くことが出来ます。ピリポもナタナエルも未熟でしたが、神様に用いられ大きな祝福を頂きました。私たちもまた主に用いて頂き、祝福の真ん中を歩ませて頂きましょう。

「ナタナエルは彼に言った。『ナザレから何の良いものが出るだろう。』 ピリポは言った。『来て、そして、見なさい。』」    ヨハネ1:46

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2009年11月8日

「失敗から始まる信仰」 ルカ22:31−34,54−62 金井辰雄先生

弟子たちとの最後の食事の席で、イエスは「わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。」とペテロに言われました。ペテロは、「ご一緒なら、牢であろうと、死であろうと、覚悟は出来ています。」と答えます。するとイエスは、具体的に「あなたは、今日、鶏が鳴く前に三度、わたしを知らないと言います。」と警告しました。それにもかかわらず、イエスの逮捕の場面になると、主の預言どおりイエスを知らないと三度否定してしまいました。ペテロは、この大きな失敗を通して、自らの無力さと罪深さを嫌と言うほど思い知らされました。そして、自らの本当の姿を知り、高慢な心が砕かれ深い悔い改めへと導かれたのです。実は、自らの弱さを受け入れるところから神の御心にかなった新しい歩みが始まるのです。信仰は、人間の熱心さによって支えられるのではなく、主ご自身によって支えられるものなのだからです。

「しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」 ルカ22:32

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2009年11月8日

「神の救いのご計画」 ピリピ3:17−21 矢代博常先生

フランスの画家ゴ−ギャンの言葉に、“我々はどこから来たのか。我々は誰(何者)か。我々はどこに行くのか。” という問いかけがありますが、答えることができますか。
1.キリスト者の死
1)キリスト者は今、キリストの救いに与り、神の国に生きているので、神を天の父と呼んで 親子の交わりを持っている。 ロ−マ8:15−17
2)キリストにある霊魂は、肉体と分離して神の御国へ入れられる。 伝道3:19−21
3)永遠の命は信じた時に与えられた命で、死によって何の影響を受けることはない。
4)神の国の祝福  父と子と聖霊と聖徒たちとの永遠の交わり。 ロ−マ14:17
2.キリストの再臨
1)再臨の約束(世の終わりの出来事) 使徒1:11
2)キリスト者の栄化 再臨の時にキリストと同様の復活の体に化する。 ヨハネ11:25−26
3.後続の約束
1)キリストによる千年王国の出現 黙示20:4−6
2)新天新地の出現 黙示21:1−7
結び) キリストにある復活と神の国の栄光の望みを抱いて生きて行こう。そのために、 ヨハネ11:25−26 「このことを信じますか!」

「けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。 キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。」 ピリピ3:20,21

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2009年11月1日

「宣教師として派遣されたパウロ」 使徒13:1−12 金井辰雄先生

アンテオケ教会は、「地の果てまで福音を伝えよ」マルコ16:15という主の命令に従って、最も有能な教会の指導者バルナバとパウロを、宣教師として派遣しました。それから、300年も経たないうちに、ロ−マ帝国はキリスト教を公式に認めるようになりました。二人の宣教師を派遣することは、 アンテオケの片隅で起きた小さな出来事でしたが、世界をイエス・キリストで満たすきっかけとなったのです。偉大な世界宣教の第一歩は、この使徒13章に始まります。世界宣教もまた身近の人々への伝道も決して人間の努力や力によったのではなく、徹頭徹尾、聖霊様の御業です。

「彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、『バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい。』と言われた。 そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。」  使徒13:2,3


◇過去の礼拝メッセージ要約

※2009年の礼拝メッセージ要約
 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月

※2008年の礼拝メッセージ要約
 4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

※2003年の礼拝メッセージ要約
※2002年の礼拝メッセージ要約
※2001年の礼拝メッセージ要約


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