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メッセージ集:2012年4月

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体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。

でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!

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2012年4月29日

「教会の使命」 使徒の働き1:1−8 市川光男先生

使徒の働きとルカによる福音書の著者ルカは、父なる神の全人類に対する救いのご計画が御子イエス・キリストによって始められ、聖霊によって(聖霊に満たされたキリストの弟子たちによって)完成されるという歴史観に立って二巻の書物を書きました。
第一巻の内容は、イエスが行い始め、教え始められた全てのこと(イエスの言行録)でイエスの誕生から昇天までの記録です。そして、そのハイライトは主イエスが全人類の贖いのために苦しみを受けられ、十字架につけられたこと。三日目に復活し、40日の間復活のからだをもって弟子たちに現れてご自身が生きておられることを示されたことです。
◎ 本日の聖書箇所では弟子たちの使命が明らかにされています。それは全ての人に福音(キリストによる神の救いについての良い知らせ。)を伝え、全地にキリストのからだである教会を立て上げることです。
◎ 弟子たちに力を与え、彼らをキリストの証人とし、使命をまっとうさせてくださるお方が聖霊です。今は聖霊の時代です。
◎ 聖霊に浸(バプテスマ)される。これが鍵です。
◎ あなたがた=弟子の群れ=教会 宣教の主体は教会です。
◎ 宣教は近くから遠くへと言う順序で進められて行きます。
エルサレム→ユダヤとサマリヤの全土→そして地の果て   キリストのご命令に従順に従うことが求められています。

「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」  使徒の働き1章8節

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2012年4月29日

(証) 創世記3:8−13

我々の罪のために十字架に架けられたイエス・キリストを信じるには、罪を自覚しなければなりません。そのために、罪とは何なのかを知る必要があります。そこで、原罪と救済をテーマにしている三浦綾子さんの小説「氷点」を調べて、原罪について考えてみたいと思います。また、聖書に描かれている罪についても学び、理解を深めたいと思います。そうすることによって、キリストの招きのメッセージが誰に語られているのかが見えてくるからです。「イエスはこれを聞いて、彼らにこう言われた。『医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。』」 マルコ2:17 

「すると、仰せになった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と命じておいた木から食べたのか。」」  創世記3:11

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2012年4月15・22日

「汚れた霊につかれた人の癒し」 マルコ5:1−20 金井辰雄先生

イエスがガリラヤ湖の向こう岸のゲラサ人の地に着くと、すぐに汚れた霊にとりつかれた人が墓場から出て来てイエスを迎えました。この人は、汚れた霊にとりつかれ獣のようになり、生ける屍となり果てていました。気の毒であっても誰一人として彼を救うことはできませんでした。汚れた霊に支配された人の姿は、罪の奴隷となっている人間の姿を象徴しています。問題は、私たちがこのような状態の悲惨さに全く気づいてもいないということです。イエスが汚れた霊に命じると、その霊は男から出て行きました。人々は、この男が着物を着て、正気に返っている姿を見て大きな恐れを覚えました。イエスの救いにあずかるとき、人は人間としての尊厳を回復し、落ち着いて主のみもとで生きることが出来るのです。 イエスがこの世に来られた真の目的は、私たちを罪とサタンの支配から神の支配の中に移すためなのです。 あなたは、何の支配の中にいますか。
<聖書引用箇所>エペソ2:1−3(p374)、マルコ1:24(p65)、Tコリント2:14(p319)、ローマ8:15(p301)

「そして、イエスのところに来て、悪霊につかれていた人、すなわちレギオンを宿していた人が、着物を着て、正気に返ってすわっているのを見て、恐ろしくなった。」  マルコ5:15

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2012年4月15・22日

「聖い器となる」 Uテモテ2:14〜26 金井つる先生

テモテは思弁的傾向の強い偽りの教えに苦労していました。それはしばしば教会の交わりを壊し、信仰さえもくつがえしてしまうものでした。そこでパウロはテモテに注意を与えました。
1、論争を避ける。 ことばについての論争は何の益にもならず、聞いている人を滅ぼすことにつながる。@教会の交わりはキリストを中心にした交わりである。A交わりを通して信仰のバランスを保つ。B反目、論争にならないようにする。
2、自分を神にささげるよう、務め励む。 成長したクリスチャンは、@信仰のことで論争しない。Aむだ話から身を守る。B異なった教えの危険性を知っている。
3、聖い器になる。 主は聖くなることを求めておられる。@不義を離れる。A無知な思弁を避ける。B柔和な心で訓戒する。 主に聖めて頂き、神さまにとって有益なもの、あらゆる良いわざに間に合うものとさせて頂きましょう。
<聖書引用箇所>Tテモテ1:3〜7(p406)、Uコリント2:17(p347)、テトス3:9 (p421)、創世記50:19〜21(p95)

「ですから、だれでも自分自身をきよめて、これらのことを離れるなら、その人は尊いことに使われる器となります。すなわち、聖められたもの、主人にとって有益なもの、あらゆる良いわざに間に合うものとなるのです。」   Uテモテ2:21

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2012年4月8日

「主イエスの復活」 マタイ28:1〜10 金井辰雄先生

安息日が終わって週の初めの明け方、マグダラのマリヤとほかのマリヤが墓を訪ねると、イエスの姿が見えません。御使いが現れて、イエスが予告していたとおり確かによみがえり、ガリラヤに行かれたこと、彼女たちもそこに行けば会えることを伝え、このことを弟子たちに知らせるよう命じました。 主イエスは、ご自身が預言なさっていたとおり、十字架にかかられて後3日目によみがえり、罪と死に勝利し、救いのわざを完成してくださったのです。 弟子たちのところへと急ぐ道の途中で、何と今度は、よみがえられたイエスご自身がマリヤたちに会ってくださいました。 女の人たちの心は、喜びでいっぱいになって、この知らせを早く弟子たちに伝 えようと走っていきました。復活されたイエスに最初に会った女たちは、弟子たちにキリストの復活を伝える特権を味わいました。 あなたは、再び来られるイエスにお会いする日を待ち望んでいますか。 また、イエスの復活を伝えるメッセンジャ−として生きていますか。
<聖書引用箇所>Tペテロ1:3(p452)、Tコリント15:56−57(p343)

「ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。」   マタイ28:6

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2012年4月8日

「復活についての質問」 ルカ20:27-40 岡部高明先生

主イエスの在世当時、パリサイ派に属するユダヤ人たちは復活を信じていましたが、ギリシャ思想を歓迎していたサドカイ人(派)は復活を否定していました。彼らはモーセ五書だけを聖書と認め、その中に復活の証拠はないと主張していました。彼らはいわゆる「順姻」規定(申命記25:5,6)に基づく仮説を設けて復活の教えと矛盾するのではないかと主に質問しました。これに対して主は、聖書と神の力を知らない宗教的な無知から来ている思い違いとして、天上のことを地上のことで推量することの間違いと、復活は地上の生命の延長ではなく、次の世も現世の単なる延長ではないこと、神は人の生死をこえてすべての人の神であることを示されました。現在の私たちは聖書と、主の十字架と復活という歴史的な事実を知り、信仰によってその祝福に与っています。人々の宗教的な無理解から生じている思い違いを直すためにも福音宣教にもっと熱心に励むべきではないでしょうか。

「それに、死人がよみがえることについては、モーセも柴の個所で、主を、『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神』と呼んで、このことを示しました。神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。というのは、神に対しては、みなが生きているからです。」  ルカ20:37,38

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(2012年4月1日は福音伝道教団の年会でした)


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