体調が悪かったり、介護が必要だったりして教会に集えない方々のために、毎週の礼拝メッセージの要約の掲載を行っています。教会に行ってみたいけど、いきなり行くのはちょっとな、という方も、ぜひ覗いていってもらえればなと思います。
でもやはり、できることならば教会に来て礼拝にでる方が、メッセージも聞きやすいし恵みも違ってきます。どうしようかなぁと迷っている方、ぜひ一度教会にも来て下さいね!
2011年1月30日
「神の子とされる喜び」 ルカ15:11〜32 松野牧人先生
ルカ15章の三つのたとえ話しは、罪人たちを嫌うパリサイ人と律法学者たちに向けて語られたものです。第三の『放蕩息子のたとえ』は、弟息子がイエス様のもとに集まってきた罪人たち、兄息子がパリサイ人と律法学者、父がイエス様を表しています。このたとえは他の二つのたとえよりも深く救済の真理を表しています。三つとも、罪人の悔い改めを喜ぶことをパリサイ人と律法学者に勧めたものですが、この最後のたとえは、その喜びの中心を表現しています。それは、弟息子(罪人)が、立ち返って、悔い改め(イエス様の方を向き)父の子にしてほしいと心から願っていることです。神の用意された救いは、人を心の底から神に立ち返らせるものなのです。
『あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。』 エペソ5:8
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2011年1月23日
「落ち込みからの回復」 T列王記19:1〜18 金井辰雄先生
信仰生活に於いて、誰にでも“落ち込み” の経験があると思います。エリヤもまた落ち込みを経験した人物です。エリヤは、 どのようにして回復したのでしょうか。敗北したアハブ王は、イゼベルのもとに帰り一部始終を報告しました。腹を立てたイゼベルは、エリヤを殺すことをバアルの神に誓い、使者を遣わしてエリヤにもそのことを伝えます。エリヤは、身の危険を避けるため砂漠の方まで逃げて、死を願って「主よ。もう十分です。私の命を取ってください。私は先祖たちにまさっていませんから。」V=4 と完全に“へこんで”しまいました。 エリヤは、イスラエルの民を神に立ち返らせるために立派に戦いました。けれども、いつも元気で勇気があったわけではありませんでした。疲れ果て、恐れ、何もかもいやになって神に向かって愚痴をこぼすような弱さをも持っていました。しかし、神は弱っているエリヤの傍らに立って力づけ、その時、その時に必要な助けを与えてくださいました。神は私たちの弱さをよくご存知であり、その弱さの故に見捨てるようなことは決してなさらないお方です。 神を愛して従う者をご自身のご計画のままに用いてくださるのです。
「主は仰せられた。『外に出て、山の上で主の前に立て。』する、そのとき、主が通り過ぎられ、主の前で、激しい大風が山々を裂き、岩々を砕いた。しかし、風の中に主はおられなかった。風のあとに地震が起こったが、地震の中にも主はおられなかった。 地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった。」 T列王記19:11,12
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2011年1月16日
「心の一新(神の御心に生きるために)」 ロ−マ12:1−2 矢代博常先生
私たち信者は、新年に相応しく、古い考え方を改めて、すべてのことを新しくすることを意味する「心の一新」にチャレンジしようではありませんか。私たちが救われた時、「古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなった」(Uコリント5:17)のです。この意味でパラダイムが転換し刷新したのですが、いつの間にかこの世の生き方に調子を合わせて、再転換(逆戻り)していると言うことがあります。私たちの経験では、自己変革は無駄な努力であり不可能です。そのために神への献身と神の御心に従って生きて行くと言う信仰的決断と自覚が必要です。その決断があるところに、神は恵み深く働いて、私たちを変貌させて下さるのです。
「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」 ロ−マ12:2
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2011年1月16日
「主のご計画は平安と希望」 エレミヤ29:1−14 金井つる先生
バビロンに捕囚として捕らわれている民に、エレミヤは希望と励ましの手紙を書きました。一日も早くイスラエルに帰りたいと願っていた民に、捕囚生活が70年に及ぶことを語ります。そして、そこで安定した日常生活を送るように勧めます。
1.バビロンの繁栄のために祈れ
私たちを取り巻く環境の繁栄は、私たちの幸せ、生活の安定につながります。
2.偽りの預言に惑わされてはいけない
人間が考えて、人間が造り出したものに、惑わされてはいけない。
3.困難な中、語られる神の計画
神様が私たちのために立てていて下さっている計画は、今年も、10年後も、20年後も、その後も素晴らしいものであると信じましょう。
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」 エレミヤ29:11
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2011年1月9日
「兄弟パウロへの言及と最後の勧め」 Uペテロ3:15-18 岡部高明先生
主の到来を待ち望み、主に会う備えに励んでいる私たちにとって、主の忍耐(寛容)は救いです。主は寛容をもって主の日が来るのを遅らせ、人々が悔い改めて救いにあずかる機会を与えてくださるのです。ペテロはこの点に関して異邦人の使徒として召されたパウロとの間に対立がないことを述べています(ローマ2:4など)。再臨待望の歩みの中で、パウロの手紙や旧約聖書にも見られる理解しにくいところを人間的な知恵によってこじつけて解釈(曲解)して聖書本来の意味を取り違えている迷いに引き込まれて自分自身の堅実さを失わないように「よく気をつけ」るとともに、積極的にキリストの恵みとキリストを知る知識に「成長」するように励むことが勧められています。
「愛する人たち。そういうわけですから、このことをあらかじめ知っておいて、よく気をつけ、無節操な者たちの迷いに誘い込まれて自分自身の堅実さを失うことにならないようにしなさい。私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。」 ペテロの手紙 第二 3:17,18A
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2011年1月2日
「勝利の秘訣は一つになることだ」 エペソ4:1−6 金井辰雄先生
団体競技で勝利を得るためには、チ−ムが一つにならなくてはなりません。 教会についても同じことが言えます。クリスチャンは、自分が何のために召されたのか良く知っている必要があります。そこには、二つの目的があります。一つは、福音を証するためであり、もう一つは、キリストの教会を建て上げるためです。そして、クリスチャンが神の業に参与して行く時に戦いがあることもです。勿論、血肉の戦いではなく霊的な戦いです。 私たちが一つになって神に信頼するのでなければ、伝道も教会形成も成功しません。 私たちの一致の基礎は、キリストです。そして、一致を守る道は、私たちがキリストによって罪赦され生かされている自分に気づくことです。言い換れば神が大きくなり自分が小さくなれば、自然に一致が生まれるのです。私たちは、賜物や召しが違っていても同じキリストのからだであり、同じ目的のために奉仕しているのです。福音を宣べ伝え、キリストの体なる教会を建て上げるために、互いに仕え、奉仕するのです。この御霊の一致を悪魔に壊されないようにしましょう。
「謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍び合い、平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。」 エペソ4:2,3
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2011年1月1日
「私の幸いはどこに」 詩篇73:1−28 金井辰雄先生
新年あけましておめでとうございます。 新しい決意を持ってスタ−トしたいと思います。詩篇73篇には、神を信じない人の成功している姿を見て、真面目に神を信じることに空しさを覚え、悩み、そこから回復した人の貴重な体験が書かれています。 アサフは、悪者の繁栄と敬虔な者の苦難という不条理な現実のために疑いに陥り、まかり間違えば悪者の道に従って、彼らの人生哲学を追い求めるところでした。 しかし、 それは、「神の聖所に行って彼らの最後を悟るまで」 の間だけでした。この真理を知った時、アサフは神だけを慕い求め、神の近くにいることが真の幸いであることを悟ったのです。 なるほど見るところうらやましい生活をしているけれど、神の側から見ると却ってそれが彼らの滅びになっているというのです。何故なら、永遠なるものを求めようとする思いを摘み取り、この世の楽しみで終わり、永遠なるものを見失っているからです。いくらこの世で注目される人生であったとしても、神が滅ぼされる人生なら、それほど不幸な人生はありません。私たちも、神だけを慕い求め、神の近くにいることを願いつつ、天の御国を目指して歩んでまいりましょう。
「しかし私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです。私は、神なる主を私の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げましょう。」 詩篇73:28
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