2002年5月
5月5日
しかし千年の終わりに、サタンはその牢から解き放され、地の四方にある諸国の民、すなわち、ゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海べの砂のようである。(ヨハネの黙示録20:7,8)
再臨の主イエス・キリストと聖徒たちによって治められる「千年王国」は、サタンの活動が封印されたことと相まって、さながら復楽園のようです(イザヤ2:2-4、11:1-10、詩篇72篇)。とはいっても、罪に汚染された人間性はそのまま残っていますし、様々な弱さや傷ついた自然界の回復は不完全でしょう。「千年の終わり」にサタンが解放される目的は何でしょうか。理由は述べられていませんが、サタンの惑わしに従った人々が「地上の広い平地に上って来て、聖徒たちの陣営と愛された都とを取り囲」(20:9)むというのです。この結果から判断すると、人間はどんなに恵まれた環境の下でも、彼自身の選択に任されるなら罪に陥ってしまうことや、サタンの直すことのできない邪悪さがいよいよ明らかにされること、邪悪の性格に対する永遠の刑罰が正当なものであることを認めないわけにはいきません。 現在の恵まれた環境の中でも悪魔の惑わしは続いています。惑わしに陥らないように注意しましょう。
5月12日 中川信嗣師
「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。あなたの城壁は、いつもわたしの前にある。 (イザヤ書49:15,16)
今日は母の日です。ツロという町に住んでいたお母さんは、子どものために一生懸命イエス様にお願いしました。そのように子どもを愛して一生懸命にすることは今も昔も同じです。私たちはそのような家族の愛に守られて、ここまで来ましたし、これからもそのような愛の中を生きていきます。今日はそのことを覚えて感謝をしましょう。また何よりも、私たちを愛しておられる方がいらっしゃいます。それは神様です。その神様の愛を確認して、神様に感謝をしましょう。そして今週も感謝の心を持って一週間を過ごしましょう。
5月19日
しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。 (ヨハネ16:7,8)
今日は、教会の暦では、主の約束された助け主「聖霊」が主の弟子たち一同に降臨された記念の日です。聖霊なる神は、その後も主を信じるすべての人々のうちにお住みになって、助け主として働いてくださっています。特に、私たちを神のみことばの真理に導いてくださいます。現代は多元主義の時代と言われ、真理が見失われているように思います。正しいものを見分けて保つために正しい基準と聖霊による導きが必要ではないでしょうか
5月26日 中川信嗣師
なまけ者よ。蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。 (箴言6:6)
今日は野外礼拝です。私たちは聖書を通して神様のことを知ることができますが、自然を通しても完全ではありませんが、神様を知ることができます。ソロモン王はアリから、一日一日を大切に生きることの大切さを学びました。私たちも今日、神様が造られた生き物や植物をはじめ、さまざまなものから、行って、見て、そして神様が私たちに望んでおられることを知りましょう。